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四神の玄武から妙見菩薩へ

中国古代における四神の内、北方の守護神である玄武が、後世に人の形に似た北辰大帝になっていきます。

 

玄武に座った道教の髪と毛の髭の長い神像です。

このお姿は、日本では霊符神とも言われています。

 

鎌倉時代に日本に伝わってくると、子供が玄武に乗った像を妙見菩薩として信仰するようになりました。

 

平安時代は吉祥天を妙見菩薩として信仰していた可能性もあるようです。

御本堂に祀られている妙見菩薩は童子形です。

 

妙見堂にも古くは童子形でしたようですが、昭和初期に霊符神をまつり、妙見菩薩としてまりました。

 

 

この御尊像は近年お祀りした御尊像です。

普段は参拝することが出来ません。